お釈迦様は、今から2400年ほど前の2月15日に80歳で亡くなられました。
 弟子たちは亡くなる前に、何かお口に入れてもらいたいと、軟らかい団子を作り準備をしましたが、食される前にお亡くなりになってしまいました。以来、その故事にならい、ご命日に涅槃会(ねはんえ)のご供養の際には必ず団子をお作りしお供えをいたします。

 全国的に昔は旧暦で行っていましたが、現在は新暦で行うことが多いでしょう。しかし、現在の新暦では、2月の東照寺付近は雪が多く、集まるには大変です。そこで、1ヶ月遅れの3月15日に涅槃会を行います。

 東照寺では、このお団子3個を入れて、だんごお守りを作っています。平成に入り、住職の母が作り始めたものです。現在は、住職の妻が一針一針心を込めて作っています。涅槃会の際にご祈祷し、その際においでいただいた方には無料で差し上げています。

 お釈迦様の知恵、長寿にあやかり、学業増進や厄病消除など各種災難から免れ、皆さんを守ってくださることでしょう。通常は100円でお譲りしています。

だんご御守
毎年デザインは変わります。
数種類の柄になります。
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