白 山 堂
白山妙理大権現
当寺の鎮守です。
白山妙理大権現の本地は十一面観音とされております。
曹洞宗を日本で開かれた道元禅師が、中国で「碧巌録(へきがんろく)」という書物を書き写していましたが、日本に帰る前日になっても写し終わらず困っていたところ、この白山妙理大権現があらわれて書写を手伝い、白い蛇となって無事に日本に帰れるよう道元禅師を守って、一緒に日本にきたというエピソードもあります。
観音堂に登る途中に鎮座しております。