東照寺観音堂 千手観世音菩薩像 完成
 新西国(尾花沢・大石田)三十三観音霊場 第23番 東照寺観音堂の本尊であります「千手観世音菩薩」が、この度、新たに造立されました。
 東照寺観音堂のご本尊(千手観音)様は、いつの頃か盗難に遭い、これまで、小さな千手観音様を仮のご本尊として祀ってまいりました。しかしながら、幸いにも盗まれた観音様がお座りだった台座と光背のみ現存していました。

 この度、住職の発願により、残された台座と光背を修復し、新たに千手観音様を制作しました。多くの方のご寄進により完成に至り、平成25年6月16日に開眼法要を迎えることができました。
 観音堂に鎮座していただくのが本来ですが、観音堂は高台にあり階段を登らなければなりません。足腰の悪い方を配慮し、来春まで本堂内にまつります。東照寺においでの方々に手を合わせていただこうと考えております。みなさん、どうぞ参拝においでください。(なお、平成25年6月26日から7月1日までは、新西国開創120周年を記念し、「出開帳」が行われるため、不在となります)


 「千手観世音菩薩」は、十一の顔を持ち、千の手と千の眼で衆生を救うという、他の観音様をも大きく上回る妙智力を持っています。病苦・煩悩を含む総ての現世利益を叶え、かつ、救済能力を所持するスーパースターであり、蓮華王とも呼ばれます。

 功徳は、特に富と長寿、健康のご利益とされています。

 
                                         東照寺住職 合掌
 左の写真のとおり、残された「台座」と「光背」は経年により、、欠損や朽ちている箇所が随所に見られましたが、歴史のあるものであり、この度、修繕し新たなる観音さまをお座りいただくことにしたものです。
完成した
東照寺 千手観世音菩薩
開眼法要の様子はこちら

 今後は、千手観音様のお入りになるお厨子の修繕や、観音堂自体の整備もしていかなければなりません。
 観音様とのご縁を、結んでいただける方は、電話・メール等でご連絡いただければ、口座番号等をお知らせいたします。3,000円以上のご寄付をいただければありがたく存じます。

                              東照寺住職
    電話 0237−23−3223  FAX 0237−23−3555
    メールアドレス onoh@cocoa.ocn.ne.jp
inserted by FC2 system