新西国第十九番 寺内 東光寺
はなをみて いまはのぞみも こうどうの にわのちぐさも さかりなるらん (西国十九番 革堂御詠歌)
【宗旨】曹洞宗 日出山 東光寺
【本尊】薬師如来 【御祭祀】千手観世音菩薩
【寺宝】大日如来、地蔵菩薩、西国三十三観音
十二神将
【別当】尾花沢市寺内703
住職 青野智道 рO237−25−2404
【由緒】文明十七年(一四八五年)一気元初大和尚が薬師如来の霊夢を感じて開山し、寺名を東光寺・村を寺内と称したと寺の歴史に書かれています。
薬師如来は、奈良時代の聖武天皇の勅願で行基菩薩が刻まれた(七四〇年頃)秘仏とされ、六十年に一度御開帳されます。(次回は二〇一〇年)左手に薬壷を持ち人々の病気を除いて健康を守り、悟りに導いて下さる仏様で大医王仏とも申します。東方浄瑠璃世界の教主で、十二神将は御法神としてお仕えしています。
裏山一帯に最上三十三観音が奉祀されていますが、これは昭和十五年に建立されたものです。仏様を信じてこの世でも幸せに、あの世でも幸せであるように、日々好日の生活を送りたいものですね。