新西国第十六番 鷹巣 地福寺
まつかぜや おとはのたきの きよみづを むすぶこころは すずしかるらん
(西国十六番 清水寺御詠歌)
【宗旨】曹洞宗 柳梅山 地福寺
【本尊】釈迦牟尼仏 【御祭祀】千手観世音菩薩
【寺宝】しろかき地蔵
【別当】大石田町鷹巣83
住職 宇野全匡 рO237−35−2879
【由緒】
当寺は、戦国時代に意雲如欣大和尚が開いた寺で、永禄年間(一五六〇年頃)白天大和尚の代に復興再建し向川寺十一世楚天了乙大和尚をむかえて中興開山としました。
もとは川前にあり、のちに大浦、駒籠と移り、そして鷹巣に至ったといわれ、川前地区に同寺の跡があると言われています。
千手観音は、楚天了乙大和尚が中興開山となった時千の慈眼が一切の事を見通して、自在な観音慈悲の力を発揮し、一切衆生を救わんと安置されたものです。
また、当寺の地蔵菩薩は県内唯一の農業のお護り地蔵で、「しろかき地蔵」と呼ばれて親しまれています。