新西国第七番 尾花沢 龍昌寺
けさみれば つゆおかでらの にわのこけ さながらるりの ひかりなりけり
(西国七番 岡寺御詠歌)
【宗旨】曹洞宗 島雲山 竜昌寺
【本尊】釈迦牟尼仏 【御祭祀】如意輪観世音菩薩
【寺宝】西国三十三観音、身代り地蔵、荒楯不動明王堂
【別当】尾花沢市尾花沢2624
住職 富士盛良一 рO237−22−0578
【由緒】
竜昌寺は、明応七年(一四九六年)黒滝向川寺九世春林禅冬大和尚によって開かれました。
当寺は尾花沢の町中の寺で住宅地にあり、山門の前には左側に三界萬霊塔が、右側に身代り地蔵が立っています。山門を入ると鎮守様の神明神社があります。さらに進むと右に鐘つき堂、左に小さなお堂があり地蔵と観音が祀られています。本堂に入ると正面奥にお釈迦様、その前に如意輪観音が祀られ、左側に弘法大師と西国三十三観音が祀られています。
おだやかな表情で瞑想にふけられる如意輪観音様は、一切衆生の願望を満たし苦しみを除いてくれる菩薩様です。この観音様に手を合せる時、心の奥まで清くなることでしょう。