新西国第六番  大石田 西光寺

いわをたて みずをたたえて つぼさかの にわのいさごも じょうどなるな

                         (西国六番 壷坂寺御詠歌)

【宗旨】時宗 石水山 西光寺                   

【本尊】阿弥陀如来  【御祭祀】十一面観世音菩薩         

【寺宝】一丈二尺木造大仁王像、最上二十九番聖観音
    日本に二体だけの渡御用の六角神輿、千体仏         

【文化財】芭蕉句碑「さみだれを あつめてすずし もがみ川」        

【別当】大石田町大石田乙692                  
    住職 吉沢大善  рO237−35−2364

【由緒】                             

 大石田は昔から芭蕉・正岡子規・斉藤茂吉らが訪れた文人墨客のふるさととしても知られ、西光寺にも芭蕉の句碑などがあります。西光寺は宝徳三年(一四五六年)山形市光明寺七世達心和尚の開山で、参道を入ると仁王門があり、仁王像は慶応三年(一八六七年)町の彫刻家柴田文蔵が東京浅草寺の仁王蔵に模して刻んだといわれ   ています。また十一面観音は、その昔人々が最上川をねじろとして住み着いて以来、水の守護・航海の守護として信仰されて来た観音様で、戦前まで大石田町の総鎮守でした。                    

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