もっこしゃ       くようほうえ
東日本大震災物故者一周忌供養法会
 未曾有の大災害となりました東日本大震災で亡くなられた方々の正当一周忌となります平成24年3月11日に、供養の誠を捧げて供養法会を厳修いたしました。
 突如として想像を超える天災により人生を断たれた方は、行方不明者を加えれば1万9000人を超えると言われています。その中には、自らの命を顧みず人々を救うために最後まで使命を果たした方々を各種報道で見聞きいたします。「大震災遭難者精霊追悼御和讃」の歌詞の中に、「吾我をば忘れ先渡他と(われをばわすれせんどたと)」とありますように、自らのことよりも先に他の人を救おうとする、正に菩薩の心を持った方も大勢いらっしゃったわけです。
 老若男女、それぞれの人生、そして家族の心情を思う時、自ずと涙が出てまいります。
 今日、ご供養をさせていただくにあたり、多くの参列者が参集しました。本堂では、持参したロウソクに点燭し供え、御詠歌やお経をお唱えしお焼香をしていただきました。その後、14時46分に、住職が梵鐘を打ち出し、続いて参列者が撞き鳴らし、東に向かい合掌し御冥福をお祈りいたしました。
 「ご参列できませんが」と、事前に募金をと持参いただいた方もいらっしゃいました。ありがとうございました。                      合掌

 持参したロウソクを須弥壇上に供え、御詠歌を奉詠し、読経、焼香をしました。
 住職に引き続き、参列者が梵鐘を鳴らし冥福を祈りました。
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