置賜三十三ヶ所ご開帳 観音巡礼
 出羽の国建国1300年を記念して、置賜三十三観音のご開帳が5月1日から10月31日まで行われています。
 御詠歌の練習に参加されている方を中心に声掛けをしましたところ、住職を含め50代から70代までの方々12名の団体となりました。
 6月16・17日の一泊二日の行程で巡礼を行ってきました。ご開帳とは言うものの、観音堂内に入ることができたのは数か所、ご本尊様に直接お会いできたところも数か所ということで、残念な思いもありましたが、ご本尊様と繋がっている五色の紐を握りしめ、ご縁を結ばせていただきました。
 まず、観音堂の大きさ、そして、茅葺屋根のお堂などにも驚くものでしたが、お堂の正面に扉がないものがほとんどで、当地の最上三十三観音のお堂との違いが明確でした。参拝者がお堂に入ってお参りするという習慣がないのかなと感じてきたところです。
 初日は雨に降られましたが、翌日は太陽の日差しを浴びての巡礼となりました。
 
                                    住職合掌
第8番 深山観音にて
第30番 長谷観音にて
第19番 笹野観音

仁王門をくぐると正面に萱葺きの観音堂。全員揃っての写真です。
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