私(住職)、平成24年3月31日付けで
尾花沢市役所を退職
 この度、尾花沢市役所を依願退職いたしました。28年間の奉職となりましたが、定年まで7年を残しての早期退職をいたしましたので、ご報告申し上げます。

 先代住職が平成19年6月に遷化いたしましたが、その前の入院した時より、住職の任務を行いました。
 この5年間を振り返りますと、本葬の儀式、並びに、新住職となるための晋山式という大きな事業を行うなど、檀信徒の皆さまの温かいご協力をいただき、新米の住職としてなんとかスタートを切らせていただいたと思っております。
 しかしながら、市役所の職員という二足のわらじを履いてということもあり、日程の調整をするのが難しい場面もありました。特に、平成22年度より市役所の管理職の立場になり、市議会への出席や、部下に代わって出席してもらうことができない会議など、重要な案件も少なくありませんでした。

 諸先輩や同僚の方々をはじめ多くの皆様の温かいご指導ご芳情を賜り、なんとか勤めを続けることができましたが、檀家の皆さんに対してはもちろんのことですが、職場の皆さんや市民の皆さんにご迷惑をかけるようなことがあってはならないと考え、平成23年度をもって退職をいたしました。

 今後は、東照寺住職としての務めに、これまで以上に力を注ぐつもりでおります。
 なお、尾花沢市より、芭蕉・清風歴史資料館に週3日間でいいので手伝わないかとのお話もあり、その程度であればということと、歴史や古文書の勉強をさせていただける機会を得られるということから、お引き受けいたしました。無理の掛からない範囲でと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。

 今後とも何卒倍旧のご厚誼を賜りますようお願い申し上げます。
 
                                    住職合掌
 最後の職場となったのは、「健康福祉課」でした。
 その保健部門の職員の皆さんから送別の会をしていただきました。その時の記念品のひとつが左の色紙に書かれた似顔絵です。
 「生涯現役」の文字は、住職として頑張っていくようにとの激励にふさわしい言葉だなと感じました。


 写真と見間違うような、なかなかの絵だと感心しました。
inserted by FC2 system