戦没者慰霊法会
 今年は、戦後67年を迎えます。
 毎年、春彼岸中に、戦争で亡くなられた英霊に対し、鎮魂の念をもってご供養をしております。東照寺の戦没者の過去帳に記載されておられる方は66名です。
 遺族の方々にご案内をし、ご一緒に読経し、お焼香をしていただいております。ご遺族の代変わりも進んでおり、参列者には戦後生まれの方も少なくありません。亡くなられた方と一緒に生活したことのない方もおられます。
 しかし、国と国との争い、すなわち、人間同士の争いの中に巻き込まれ、国のため、家族のためにと願い、尊い命を落とされた方々であります。そして、その礎の上に、私たちは平和と言える現在の日本で生活することができていることを考えれば、手を合わせずにはいられません。
 時代が変わってきているとは言われるものの、過去の過ちを反省し、未来永劫、戦争という悲惨な状況にならないよう、願うことが必要であります。
 今後も、忘れることなく、戦争で亡くなられた方々へ、感謝の念をもってご供養をしていきたいと思っています。
 ご参列の遺族の皆様、ありがとうございました。          住職合掌
英霊のご戒名が記された軸を須弥壇の中央に掲げます
献茶湯   蜜湯と菓子とお茶を供えいます
般若心経 と 修証義 前二章 を一緒に読経
かわいらしい参列者 ひ孫さんにあたるのでしょうか
前に進み、ご焼香をいたします
拈香法語
お戒名を読み上げる間、全員合掌
66名のお戒名を読み上げ、回向します
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