合併浄化槽設置事業を実施
 
 平成16年度の「尾花沢市指定地区浄化槽設置費補助交付事業」に基づき、東照寺の所在する集落の「矢越地区」が指定を受け、東照寺においては16年度に実施する事を9月4日の臨時役員会で決定しました。
 浄化槽設置委員会を設け、業者の入札を行い、尾花沢市内の手塚建材店が落札し11月30日を工期として発注しました。
 浄化槽の規模は16人槽で、現在の檀信徒用のトイレと寺族が利用しているトイレ、並びにその他生活廃水を処理する合併浄化槽です。
 檀信徒護持会役員会(11月6日) 結果報告

 護持会の決算・予算案並びに諸案件を検討する定例役員会が11月6日に開催されました。

 今回の議案は、護持会の決算・予算のほかに、@合併浄化槽整備の入札結果等の報告 A本堂屋根並びに土台の修繕事業について B駐車場の一部整備について C山門並びに観音堂の屋根塗装について と協議事項がたくさんあり、長時間にわたる議論が展開されました。

 Aの本堂屋根並びに土台の修繕事業については、現在の本堂が1799年に建設され200年以上の建物となり土台の太物の木材にも風化や、シロアリ(以前に駆除は完了している)による傷みが影響しています。また、屋根については、昭和27年(1952年)に茅葺きからトタンに葺き替えして52年が経たために、雨漏りが見受けられる状況になっております。
 今までの役員会でも、早急な対処をしなければならない事は意見の一致をみているものの、檀信徒の方々への負担を考えると、屋根と土台を一緒に直すべきか?どのような修繕を行うべきか?業者の選考は?といったことが議論されております。
 
 11月下旬に、尾花沢市内で本堂屋根の改修をおこなった延沢の龍護寺様と寺町の薬師寺様の状況を視察させていただくことにしております。
 檀信徒のみなさまにもご理解とご協力をお願いいたします。    屋根と土台の状況写真を参考にしてください。
 左の写真奥のコンクリートは、シロアリの被害のために補強をしたものです。
 下の写真のように土台との間に隙間があって、土台の役目を果たしていないものも少なくない状況です。
 
 下の写真の横に渡してある手前の木はシロアリにより指で押しただけでフカフカする状態です。
 トタンは一面サビと折り目のところが朽ちてきています。 
 内部の下地にも雨漏りの跡が見受けられます。
 年に数回雨漏りがある状況です。
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