菩提達磨大和尚 ぼだいだるまだいおしょう
 現在の東照寺の住職はお釈迦様の仏法を受け継ぎ86代目ですが、その中の28代目に当たる方が菩提達磨大和尚、みなさんがご存知のだるまさまです。

 達磨さまは南インド香至(こうし)国の第3王子でした。その身分を捨てて27代目の般若多羅大和尚の弟子となりました。
約1400年も前、中国の梁(りょう)の時代に達磨さまによって中国に禅宗が広められました。中国の少林寺で壁に向かって9年間坐禅をし続け、それによって手足がなくなったといわれ、みなさんに親しまれている起き上がりこぼし等のだるまさんが伝えられました。厳しい修行をなされたのでしょう。

 曹洞宗である東照寺は達磨さまの伝えられた禅宗の流れを汲むものであり、その源を築いてくださった達磨さまを偉大なる祖師としてまつっております。

 東照寺16世 没量義禅大和尚の時代、「施主
(寄付した方)押切の正悦老」と、本堂の寄付単に記されています。
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